国立市・Rアパート・ネズミ駆除の解決への急展開!

という訳でいままで半年近く「ネズミ駆除管理」に携わってきた、国立・Rアパートのレポートです。

こちらは今年携わった案件の中でも最も苦労した「案件」です。

それは一言「条件」が悪かったことに尽きます。

共同住宅の為、「部屋内からの確認・調査・対策が困難」、「構造的に死角が多い」、

そして最も制約される悪条件は「点検口の有無」でした。

「床下点検口」が皆無、また天井裏も浴室のみで、これがまた「天井裏」でも隔離されている・・・

半年かけて、外部からは「もうお手上げ」状態になるまで封鎖作業に尽力。

以前も階段回りや廊下のスラブ回りを、ネット庄着したレポートをさせて頂きました。

(これはもう一部屋でも「床下点検口」から床下を覗くしかないな・・・)

絶対の自信はなかったものの、理解あるオーナー様のご協力のもと、

まず一部屋「床開口」してみました。

これからが面白くもやっと苦労が報われることになるのですが・・・・

(なにかネズミ駆除終息に結び付く要因があれば・・・)祈る気持ちです。(・・;)

早速潜ってみました・・

まず「床組み」付近を見回すとこの通り・・☝

これも👇

壁の断熱材が破かれたり、めくられたりしていますよね。

これは明らかに「床下」から「壁伝い」に天井へ向かって登っている証拠・・・

(やはり・・予想は的中か・・?)とまたドキドキ!

そして「玄関先」まで進んでぶっ飛んでしまいます(◎_◎;)

「ありましたよ~!」と思わず上で待機しているオーナー様に叫んでしまいましたよ。

(これで解決の糸口がつかめた・・・)と今までの約半年が報われる気分。

画面左側の「盛り土」はネズミが掘り起こした土に間違いありません。

そして早速この日に「粘着シート」を仕掛けて翌日確認すると・・・

すぐさま「捕獲」されているのが確認出来ました。

一部屋ごとに玄関下の確認が必要と、全ての床下に点検口を設置してみると・・

ある部屋の床下はこんなトンネルが・・・☝

またある部屋の床下はもっと立派なトンネルがあり、オーナー様も驚愕でした。👇

見て下さい!左側の大きな「穴」を!

これだから床下への確認・調査が侮れないということなんですね。

もっと早期に「床下点検」の提案・相談をしていれば・・・と思ったりもしますが、

「出来るだけ余計な費用はかけずに」という視点が優先しがちなことも事実・・・

その後すべての床下へ捕獲準備してみると・・・👇

この部屋でも・・・

半分「粘着」の乗っかったまま息絶えてしまったようですね・・・☝

これで終わりではありません・・・

一体何匹「捕獲」されるのやら・・・

急転直下で解決の糸口は見つかったとは言えもう少し「捕獲」が終息してから、

各部屋の「玄関下」を「セメント」や「金属板」などで封鎖してゆくようですね。

今年の師走に一番嬉しかったことの一つかもしれません。

「ネズミ駆除の道」は本当に険しいことを改めて実感した次第です。<(_ _)>