大田区・T様邸・ハクビシン駆除工事
この一年くらいは怪我や体調不良が多く、都内の遠方などは避けてきました。
同僚や外注にお願いするなど、疲労こコンディションを最優先してきました。
今も今後も出来る限りその方針姿勢は変わりがありません。
しかし仕事も人のご縁があってこそです。
「時と場合」ということで今回は「お得意様」ということに併せて、
予算と内容が十分見合うという結論からお受けさせて頂きました。
和室の天井から物音と共に「汚水」が漏れてくるとのお悩みなので、
これはもう小動物の侵入~徘徊に違いありませんね。
天井点検口より確認すると、やはり糞尿がパラパラと・・・
それなりに時間が経過しているものもありました。
またちょうど写真の真正面でご主人様が「ハクビシン」と遭遇したというこれ以上ない証拠も。
☝は浴室の天井裏ですがこちらは比較的に真新しい糞尿が散乱・・・(;’∀’)
いつも思いますが、浴室の糞尿の下で毎日身体を洗っているかと思うと私ならゾットします。
「シャワーから尿が注いでくることはありませんよね?」と聞かれたこともありましたっけ。
こちらは(たぶん)戦前からの建物など数戸の建物を接続して現在に至っているとのこと。
ですから屋根から見ると非常に複雑・・・
部分的にこれらの建物が一体となっています。
死角になるこれらの接続部に大きな侵入経路があるだろう・・・
とは経験上、容易に検討がつきます。
☝の写真の真ん中より何とか下に降りて確認することに。
上から覗くと何ともはや「怪しい」雰囲気・・・
まさに都会の人口ジャングルといった趣です。
おそらくめくれかかった鉄板波板の内側は壁内が露出しているでしょうか?
やっと下から横向きに接続部を確認してみます。↓
やっぱり・・・何やら断熱材らしき破片や胴縁などの構造内部の木片が確認出来ます。
しかし狭すぎてこれ以上身体を近づけることは不可能でした。
問題はどのように封鎖するかですが、5~6年前に同様の現場経験を思い出しました。
それはまた次回以降にて。
そして狭い隙間の足元を見ると・・・
個々の古い建物の側面にはよくわからない「配管・配線」が貫通しており、
スキマも大きくラットサインらしき汚れも付着しています。
日光も差し込まず、人も通らず、ジメジメした環境はまさに小動物の好む環境です。
足元は崩れかかった汚水桝や配管など、予防も兼ねたらまさに突っ込みどころ満載・・
減少はしていても、こうした地域環境が一切「改善・整理」されるには、
まだまだ長い時間がかかるだろうな・・・と思ったりもします(;^_^A
最後のおまけにポッカリ開いた基礎通気口☝
ココも全く人の通る必要の無い、いや通れない建物の足元の開口穴でした。
駆除封鎖作業はまた追ってご報告を!