川崎市・O様邸・害獣対策・日野市・K様邸害獣対策
続いては最近の「害獣対策工事」を幾つかレポートします。
最初は川崎市のO様邸ですが、こちらは害獣対策と共に白蟻対策もお任せ頂きました。
両件とも無事に完工し本当に有難うございました。
コチラのメインは害獣侵入の予防封鎖です。
まずは天井裏です。☟
小屋裏ですが八の字に開けられた「換気口」のアルミパンチング板が既に紙切れのようにパリパリと破損・・
昔のこうした換気口に使用しているアルミ板は0.5㎜以下のことが多く、
経年劣化が進行すると指で軽くつついただけで破れることが殆どです。
内側からステンレス製の金網を装着して補強しました。
次はいつもの?「戸袋封鎖」なのですがこちらはいつもとは施工手順が違います。
通常は戸袋内にベニヤの補強や上部スキマへパンチング板を加工したものを装着してスキマを封鎖。
なのですが、こちらの戸袋内部はしっかり封鎖されており何時ものスキマは全くありません。
ではなぜ封鎖するかと言いますと・・・
ネズミやハクビシンなどの小動物の侵入防止が目的ではなく、
戸袋内に「栄巣」する野鳥やスズメバチの侵入を防ぎたいとのこと。(ごもっとも!)
なので今回は戸出し口に開閉式のフタを設置することにします。
こんなカンジです。☝
高齢の方になると強力なバネの丁番は開閉しにくいので「取っ手」も装着しました(〃艸〃)ムフッ
これなら大丈夫でしょう。
しかし戸袋が十カ所ということで下準備ば少々手間取りましたが上手くいって何よりです。
次は日野市のK様邸の害獣対策工事です。
こちらは調査時にねずみの出入りと徘徊を認識されていたお客様です。
まずは室内の予防です。
一つ目は勝手口の框の下でした。☟
典型的な出入り口ですね。
そして次もよくある場所の一つ。☟
一定の時代にどこのご家庭でも取り入れられていた「レンジオーブン」ですね。
だから一定時代に建てられた建築物はみな典型的な侵入箇所も一様に同じなんです。(;^_^A
下から見えないように封鎖しました。
外部はもちろんの「基礎通気口」は今回割愛するとして、
屋根回りの典型的箇所が幾つもありました。☟
調査時にもレポートしましたが、これでは大型害獣でも侵入可能ですよね。
金網を使用しようか?パンチング板を使用しようか?、
要封鎖箇所の複雑さでは常に悩むところですが、今回はネットを使用しました。
こういった箇所の多いこと多いこと・・・(;´Д`)
またしっかりとネズミの足跡が残っているんですよね、そうした周囲にしっかりと・・・( ノД`)
そして今回はいつものタイプの「戸袋封鎖」箇所が5か所でした。
こうした上部のスキマですね☟別に建築上は全く問題ではないんですが・・・・
今回は珍しく容易に取り付けをすることが出来ましたが、
大抵「戸袋」は毎回のように難儀する、我々の封鎖箇所でも面倒な箇所なのです。
こうした技術もSCSさんをはじめお付き合い頂いている諸先輩の方々たちから御教授頂いた賜物です。
何回お礼をも言っても言い過ぎではありません。
本当に有難うございます。
私もそうした職人精神?は本当に見習ってゆきたいものです。