川崎市・S様邸・白蟻駆除
相変わらず「同業他社様」より「床下の低い」お宅の「白蟻駆除」のご依頼を頂きます。
今回も床下は土壌なので「掘削」出来ますが、17㎝程度の高さの床下らしいのでした。
「勤め人」の時代は「低い」床下など、なんのことはなかったのですが、
現在のように「白蟻駆除」よりも、圧倒的に「ネズミ駆除」や「ハクビシン」やその他の、
虫や獣が多くなると、たまに潜る「低い床下」に抵抗を感じてしまします。
贅沢になってきているのかもしれませんね。(;^ω^)
「床高」を表現するには適当な写真がなくてスミマセン。
40年近くを経ているお宅なのでどこもこのようなカンジです。
確かにところどころ「掘削」しないと先に進行していけないのですが、
「う~ん」・・・自慢ではありませんが、私にはたいしたことはなかったかなあ・・・(^^;)
このように玄関ドアや勝手口のドア枠に「薬剤注入」する為、
ドリル穿孔しますが、木材の「経年劣化」も勿論あるにせよ、傷みが進行しているようです。
ドリル先の感触が「柱」など木質の健康状態を明確に伝えてくれるのです。
お施主様もある程度「認識」しているようでしたが、周辺の柱も過去に「白蟻食害」に合っている様子。
我々の仕事は「現在生息の駆除」と「この先数年間の予防」であって、
「お住い」の耐震的な保証をするものではないところが少々つらいところです。
薬剤注入後、木栓をしましたが、「木質」に「腐朽」や「食害」による「空洞」があると、
この時「薬剤」がみな外に流れ出してしまします・・・
この場合必ずしもそれが原因ではありませんが。
床下は昔の「堀炬燵」やら土壌に埋め込み式の「床下収納」があったりと、
やはり「白蟻」が近寄りやすい条件が重複していました。
よって上記にように全く気付く間もなく、「白蟻被害」にあってしまったのでしょう。
「木部処理」を終え、
「土壌処理」を終えて終了となります。
蛇足ですが、実はこの日「薬剤」を忘れてしまい「現地調達」が大変でした。
従って通常の「方法」、「流れ」と若干違う為もあって、「準備」と「片づけ」がもう大変・・・
もともと「白蟻駆除」は実際の「薬剤散布」などの作業よりも、
「準備」と「片づけ」に時間がかかることを知っておいて下さい。
最も仕事は何でも「段取り八部」とは言いますけれど・・・まさにその通り。