我が心の怪獣ガレージキット「イノウエアーツ」探訪記・番外編
今回はイノウエアーツ以外で気に入っている怪獣キットの紹介をしたいと思います。
私は怪獣キットと言ってもイノウエアーツ以外は殆ど数えるほどしか持っていません。
それだけに気に入ったアイテムしか入手はしません。
怪獣は怪獣でも東宝特撮の中で「モスラ対ゴジラ」と「サンダ対ガイラ」、「フランケンシュタイン体バラゴン」が、
マイベスト3なんですね。(ホントベタですけれど・・)(;”∀”)
このメジャー中のメジャー怪獣の中でもNo,1というと私は「モスゴジ」です。
今日までありとあらゆる世界中の「モンスター」の中でまさに「キングオブモンスター」なんです。
日本中、いや世界中に同様の方がどれだけいらっしゃることか?・・・・・
なので(唐突!(‘◇’)ゞ)今回は番外編としてモスゴジのガレージキットの秀作を紹介しま~す。
「浅井造型」さんのモスゴジ1作目です。☟
イノウエアーツのイノウエ御大の作品の多くがそうであるように、
この☝パッケージ写真もまるで実物映像の一片を切り取ったかのようですよ!開ける前から興奮します。
ひしゃくれた鉄塔がモスゴジの凶暴さを際立たせていますね。
では開けてみま~す。
80年代のイノウエさんに代表される「お遊び抜き」の真面目なインストと完成品フォト。
この「真面目」なインストはかえって原型師の熱意が伝わり非常に好印象ですね。
さて実際の作品はというと・・・
う~ん・・美しくて何時間でも眺め続けたい「人類最大の敵」・・・の頭部
角度を変えると・・・
完全なコピーではないのに「これぞまさに」モスゴジそのもの・・・
表現者たる原型師のイメージがしっかりとモスゴジに乗り移っているかの如く作品として成立していませんか・・
そう、確かこうした表現を「もののけが入っている」とか言っていたことがありますね。
イノウエさんの作品での褒め言葉で表現されて久しい「言葉」かもしれません。
全体像はというと・・・
眼飛ばしてケンカを売るかのようなふてぶてしいこの「面構え」!
「凶悪」という言葉がピッタリです。
「仮組み」もせずにすみません。
どうでしょうか?・・・見惚れてしましますねえ・・いいですねえ・・・
イノウエさんを始めファンの気持ちをつかんで離さない作品に共通しているのは、
その対象アイテムに対する「限りない愛情」ではないでしょうかねえ?・・・
上手い人はそれこそ星の数ほどきっといるのでしょうが、「愛情にあふれて味がある」作品はそうはない。(ように思います)
背びれも無くて恐縮ですが、後ろ姿にも何か「異形の哀愁」のようなものがあふれていませんか?
私には絶対表現できないものだと思います。
いつかこのキットを組立てられることは「至福の喜び」になることでしょう!(^^)!
さて次回ももう一点、私の気に入った「モスゴジ」キットの紹介でもしましょう。☟(ゲっ、写真ボケてました(;´Д`))