我が心の怪獣ガレージキット探訪記・番外編④

久しぶりの怪獣ガレージキットの紹介・探訪記です。

イノウエアーツ先品の紹介もさすがに限りがありましてもはや「番外編」の呼称は適当ではないかも?ですね。

現在「未入手」の作品はおそらく今後も入手確率はかなり低いかと・・・・

ではやはり今後はイノウエアーツに限らず自身の琴線に触れるような作品を自由に紹介しようかなと?・・・

今回は以前から探していました少し前にキットが入手できましたのでそちらを・・・

まずはこちら↓

ストレートに作品写真を使用したパッケージですがこれがなかなか良い。

浅井造形さんの「モスゴジ」三作目です。

写真を見てもお分かりのように実物と見まがうばかりの立ち姿に惚れ惚れしますね。

早速中身を空けてみます。

同スケールのモスラ幼虫二匹とゴジラの尻尾の梱包です。

これにわれらがT先輩のモスラ幼虫作品と並べてみます。

ほぼ同サイズですね。

若干モスゴジでの幼虫の方が頭から下が細身のようです。

どちらも甲乙つけがたくとても私には造れないレベルです。

胴体はガッチリ養生されていて雰囲気のみですみません・・・(^_^;)

その代り肝心要の「頭部」をしっかり紹介いたします。

これだ!・・・・恰好いいなあ・・・

イノウエさんの新モスゴジと並べてみます。

ほんのわずかに浅井さんのモスゴジ頭部が小さいイメージ?

これは浅井さんのイメージでもあるのでしょうか?

もう一回DVDを即再生したくなりました。

そのほか手足含めたキット全体です↑

う~んこれで当分はモスゴジはいいかな?・・・

あとはやはり浅井さんの「のたうちモスゴジ」もいつか・・・でも高額すぎてね・・・

 

次は同じ「浅井造型」さんの「大怪獣バラン」です。

羽田空港を蹂躙するバランのこのきっとパッケージも素晴らしい!

イノウエアーツのディオラマキットの再来というか完全にオマージュですね。

かくして箱もデカければ重量も重い!

インストまでもユニークで凝っています。

やっぱりガレージはこうでなくっちゃ!

作品の命である頭部に抜かりはありません↑

スタイリッシュで生物感のあふれるバラン特有の腕の表現もこの通り

そしてこのきっとの最大のキモであるディオラマベースがコレ↓

一見ただのレジンの板ですが・・・よく見てもただの板みたい・・・

空港の管制塔がまくできています。

重すぎて中空だったらもっと良かった気がするのは私だけ・・・・

付属の完成写真がまるでスチールのようですね。

こうしてみるとマイナー怪獣のように思われるバランですが単体で改めて見ると、

非常に個性的で当時としては優れたキグルミ表現で演出された名怪獣だと痛感。

ディオラマでなくとも存在感とどことなく品がありません?

そうそう、背中た頭部のとげは透明レジンの別パーツになっています。

イノウエアーツがなくなった現在、

東宝怪獣で最も独自の造形物としての作品カラーを樹立している数少ないメーカーさんの一つが、

浅井造型さんのように思いますね。

しかも毎回の作品レベルが安定しているのは本当に立派であり驚愕に値します。

陰から期待と応援のエールを送り続けたいですね(^^ゞ

大映・妖怪百物語の「からかさ」と「マタンゴ」の再販お願いしたいなあ・・・