昭島・Tハイツ様・鼠調査
このところ立て続けにご依頼を頂いている、昭島のNF建設様の調査依頼、
有難うございます。
1Fは倉庫、2Fが賃貸という軽量鉄骨の建物でした。
202の入居者N様は以前から「天井裏」の物音に悩まされていましたが、
この9月の一連の「台風」時には特に騒ぎがひどかったとのことでした。
早速お部屋を拝見してみますと・・・
いつものようにブレーカーの中がスッポリと空いていますね。
よくこれで「室内」に徘徊していなかったものです。(;´Д`)
また天井裏はと言うと・・・
画面左はじっこに「ネズミ糞」があるのが分かりますね。
「木造」ではないので、「天井裏」の構造もだいぶ違います。
よって「侵入経路」も油断が出来ません。
外回りは・・・
玄関の上のこの「破損・換気口」はまずいですねえ・・・
たぶん「天井裏」へ筒抜けだと思われます。
マンションやアパートの廊下に設置されている「ガスチャンバー」内の光景です。
赤いのは躯体の軽量鉄骨ですね。
これを覆っている壁材が「破損」か、最初から意図があり「欠けて」いたか?・・・
どっちにせよ、ここから構造内部へネズミは侵入出来てしまいますね。
ちなみに右に見えるのはこの部屋の「給湯器」です。
つぎに1Fの倉庫を覗いてみました。
食品庫でないのが幸いです。
これがスーパーなどのバックヤードですと話が深刻になります。
平時は開けっ放しというこのシャッター・・・
よく見ますと・・・
両脇の「ガイドレール」から「ボックス」に不審な汚れがありました。
どうやら「ラットサイン」かと・・・
そして構造上からも、シャッターから1F倉庫内へは楽々と通じています。
そして万が一倉庫内へ侵入出来たとすると・・・
分かりずらいですが、こうした内壁の上と鉄骨梁の「突き付け」部分にあるスキマ。
ここが壁内へ通じて2F天井裏へも侵入可能・・・
このスキマは倉庫内の内側をグルリと囲んで生じています。
ここは現実的にそれなりの予算を考えなければなりませんから、
最初からどこまでやられるか?はオーナー様の意向次第ということになりますね。