昭島市・S様邸・床下白蟻調査
突然ですが白蟻って寒くても最低限の活動はしているんですよ。
みなさんシロアリは暖かい時期だけのモノと思っている方が多いのですが。
一般には5℃を下ると「休眠」といってじっとしたまま動かなくなると言われています。
ですから逆に5℃から気温が上がるにつれて活発に動くということです。
25℃~35℃くらいが一番活発じゃなかったでしょうか!?・・・
ですからこのうすら寒い時期でも「シロアリ調査依頼」はちっとも不思議ではありません。
今回はH工務店様の昭島市のお客様宅へ白蟻調査へ伺ってみました。
まずは早速室内で発見されたシロアリ被害を拝見させて頂きました。
リビングの柱がこの通りにポツポツと穴だらけになっています。
どうやら芯の方は殆ど支障がないようですね。(◎_◎;)
この被害も発見して少々お時間が経過しているそうです。
床下へ潜ってみましょう。
たいした被害が無ければ良いのですが・・・
ありましたねえ・・・(゚Д゚;)
丁度柱に表出してきた被害の真下辺りです。
蟻道は乾燥しているので現在は生息していないようですが太い蟻道です☝
その周辺にはアチコチに蟻道が発見で発見出来ました。
しかし基礎に蟻道が全くありません?・・・
土台のスキマ辺りからモゾモゾ発生しているのがコチラの特徴のようです。
ご主人によると屋外側の基礎に幾つか蟻道があったことがあるとのこと・・
珍しい「外蟻道」による家屋侵入だったのでしょうが、残念ながら今は消されてしまい確認出来ませんでした。
またコチラにはクリアしないといけない問題が確認出来ました。
これです👇
ココから先にはいけません・・・(・・;)
この基礎開口(人通口)を切開拡張するか、床を開口して点検口を作成するしかありません。
手差しカメラで中の状況を撮影しますが所詮目の前しか写せませんよね・・・👇
ところがまたもや不審な問題が眼中に入ってきました・・・
何ともはや不思議な土壌の穴が?・・・陥没したかのような割と深い穴のようです・・・
小型犬なら難なく奥まで侵入出来そうな空間です。
数年に一度このような穴に遭遇することがありますがやはり私にはその原因は測りかねます・・・(~_~;)
基礎の開口と併せてこの土壌の処理についても工務店様とお客様間で御相談が必要だと思われますね。
普段目に触れない、触れられない場所だけに、
不測の事態」や「想定外」な事象に遭遇することは止むを得ないのかもしれませんね・・・・