最近の「ネズミ駆除調査」あれこれ
引き続き今回は「調査」案件のレポートです。
まずは国立の6世帯Hアパートの調査からです。
こちらは一人の入居者様よりネズミの「室内徘徊」申告があっての調査でした。
まず外部なのですが、はっきりした侵入口が見当たりません。
通気口も劣化はまだ少ないようでスキマは決して大きくはありません。(-_-;)
入居者様によると、室内で目撃した個体は非常に小さかったとのこと。
ならば☝の「通気口」のスキマからでもまずは十分「出入り」は可能です。
しかも物音などの発生回数がまだ少ない為、
アチコチ「侵入~行動」経路での痕跡が限りなく少ない状態でもあるようです。
他にも十分な確認が出来ないが「怪しい」戸袋などがありましたが・・・
「駆除作業」が始まり「効果判定」を重ねないと、
その辺りの特定は次期尚早かもしれませんね。
室内への出入り口は幸いハッキリしてたと言えます。👇
コワーイ!配電盤の配線をかじりながらの室内出没でした。
内側の下地材への「かじり跡」や「足跡」も当然確認出来ました。
集合住宅は「天井裏」や「床下」など、他にも「死角」が多く、
比較的「条件」が悪いことが多々あります。
したがって駆除が長期化したり再発したりということも、
多少「念頭」に置きつつ「覚悟」して取り組む必要があると思われますね。
次は日野市のS様邸の害獣調査です。
こちら「害獣」としたのも、どうやら相手はネズミはなさそうなのですね。(・・;)
入居者様の聞いている「物音」の大きさや、その音のタイプなど、
その他にもネズミの痕跡よりも、違う相手の条件に合致してくるのでした。
音の開始がどうもこの「ブルーシート」のスキマの「ふかし壁」下からのようで・・
☝うまく写っておらずお恥ずかしいですが、
このふかし壁の下から潜りこむと、
やはり構造体の空間より「壁内~天井裏」へは出入り自由のようです。
しかもガリガリ・・ともの凄い爪を立てるカンジ・・・(-_-;)
それに天井の音も、よく聞く「運動会」ではなく、
天井板がたわむほど「ドスン」とゆっくり大股のご様子・・・ときたら・・・
他にも見てみましたが・・・👇
やや劣化が進行して格子の細くなった「通気口」がこんなカンジです。
小型の個体のネズミなら侵入可能と言ったところでしょうか?
1先ほどの状況から推測してもココから侵入出来るシロモノではないようです。
天井裏で何か「特定」の判断材料たる痕跡が発見出来ると良いのですが・・・
「うん?あの断熱材の盛り上がりは何?・・・」
アップで確認してみましょうか。
どうもやっぱり・・・というカンジですね・・・
暖かそうな「寝床」をきれいにこさえているのはたぶん「ハクビシン」?
先月の小金井市のハクビシンのパターンと似ている気もしないでもない?・・
先ほどの積雪中でのホヤホヤ調査ということで、
屋根回りや外部での「足跡」確認などが不十分です。
ある程度の予測と駆除の組立はイメージ出来ますが、
その点も報告書をお届けの際に併せて再確認が必要のようですね。
間違っても「ハクビシン」の親子などはいませんように・・・(;゚Д゚)