最近のネズミ・害獣調査(G様・M様宅他)
我々の仕事はご想像通りいちばん神経質になるのは「気候」「天候」です。
生物が相手である以上、仕事の「ご依頼やご相談」の増減変動を左右するのが気候だからです。
だいぶ薄れてきてしまっているとはいえ「四季」というものが無かったら、
我々のお仕事内容はだいぶ偏ったモノになっていることと思います。
寒くなったから「獣の類」、暖かくなったから「ムシ」や「雑菌・消毒」など、
確実に四季の移り変わりによりだいたい一年の予想が出来るのです。
また「天候」というのはとても大事で、
コロナ渦のリモートワークで出来る仕事でない以上、毎日「気温・天候」とにらめっこです。
一年中「防具」や「つなぎ」や「防毒マスク」を装着していることが多いので、
それなりに身体への負担はあるわけです。
前置きはさておき、比較的温暖な10月の今日この頃でも確実に「害獣」のご依頼が増えてきました。
(そうなってくれないと困るんですけどね・・・(;´Д`))
というわけで最近のネズミや害獣調査のご依頼をお伝えしようと思います。
まずは小金井市のM様は数年前にもネズミのご縁がありましたが、
どうやら今回は別の獣?のようです。
築年数が経過するとどうしても家屋は劣化するので、再発は止む負えないと言えばそうなのです。
例によって雨といにはハクビシンと思われる足跡が無数に付着。
「2階の軒天井がバリバリと音を立てて壊された」と報告をされ、
見ると確かに雨といの「行き止まり」付近の「軒天井」に穴が開けられていました。
もともと経年劣化していたとは言え、
こんな場所だけが何もなく穴が開くことも考えずらいですよね。
実例としても「軒天」からの侵入は幾つも経験しているので「侵入口」には違いないでしょう。
早速一部(穴の半分程度)を金属板で仮封鎖をしました。
また屋根の死角にはもっと封鎖が面倒なスキマが存在していました。
2階の屋根死角なので外からはなかなか見えません。
この写真も必死に苦労して撮影しているのは分からないだろうと思います。
段差の根本は破れており、度重なる出入りで「真っ黒」に汚れているのは分かります。
正面の角度から撮影しました。
屋根瓦の上も無数の足跡が付着しています。
この付近にはご覧の通りに糞がコロコロと散乱していました。
前回と言っても4~5年前のことだったと思いますが、
その頃は破損部も無かったのにここ数年で劣化破損に拍車がかかったのかもしれませんね。
何度もお伝えしていますが、近年は少子恒例化により家屋の修繕に投資するかしないかは微妙なところ・・・
しかしこまめに修繕やリフォームなどお手入れをすることは、
住まいと環境に良いことは言うまでもありません。
でもわたしも含めて「わかってはいるのだけれど・・・」という方々が大半なのが現実ですね。
こちらは現在駆除期間中でしてそろそろ無事完結で~す。
もう一件の小金井市・G様邸はホントに数日前のホヤホヤな調査案件です。
今年の秋のご相談案件のちょっとした傾向ですが、
今のところあまり大きな重症案件は殆どありません。
通年「屋内への徘徊被害」や「長年に渡る被害放置」など重症案件が一定数あります。
しかしこのところ毎日相談が何件も寄せられますが、
皆さん「数日前に音が始まった」とか「数十年住んでいて初めて」だとか、
わりと初期症状でのご相談を伺います。
これは我々にとりましても相談者様にとりましても非常に好ましいことです。
こちらのG様もまだ最近の軽度被害なので駆除はスムーズだと勝手に予想します(^_^;)
「押入れの天袋のフタが落ちていた」とのご報告があり拝見してみると・・・
当然のごとく天袋内にネズミの糞が落ちていました。
この天袋フタの落下や破れなどからネズミが降りてくるのはよくある現象です。
天袋内に糞を見かけるくらいですから当然☝のように天井裏にもネズミ糞は存在するわけです。
お住まいはこじんまりして整頓されているのでそれほど「侵入口」は存在しないと思われます。
こうした浴室配管回りのスキマや基礎通気口などが主だったところと思われました。
決して破損はしていませんが☝上部のスキマも広く小型の個体でしたら十分侵入可能なはずです。
床下点検口より覗いてみると予想通りに足跡はビッシリです。
数日中に書式にてご提案いたしますが、すでに調査時にても「いつから作業出来ますか?」と
お声かけ頂きました。
本当に有難いのですがしばらくお待ちくださいと苦笑です(^_^;)