最近の害獣調査案件・世田谷区・Y様
引き続き「害獣駆除」の調査案件をレポート致します。
どうしたものか?初夏になっても害獣駆除のご相談が減りません~
有難いのですが、どうしても「機器を使用」するとは言っても「人間の手作業」の為、
相談が多発、連続するとすぐにつかえてしまうのがこの仕事・・・(-_-;)
ご相談がありすぎても効率化出来ることは微々たるものですねえ・・・
だから体力勝負の重労働でもあるんです・・・(また愚痴を・・・m(__)m)
さて世田谷区の相談者様の御宅も貴重な日本家屋を長年大事にご使用されている方。
しかしそれだけに一見「害獣」の「侵入経路」は多岐に渡ることが脳裏に浮かびます。
まず外周から見て回ります。
大きなお住まいの為に「通気口」の多いこと多いこと・・・
しかもタイプが様々なようです。
殆ど見たことのないタイプは建築的にも学習と経験になります。
当然こうした「折れている」箇所や
こうした「破損」個所・・・
全て数えて二十数か所・・・ほとんど全てがネズミでいえば侵入は可能です。
また「広縁」下のように縦横が大きく空いている空間には過去こうした👇
パンチング板で封鎖した箇所も、既に劣化破損で要補修だったりして・・・(-_-;)
封鎖しているつもりがそのすぐ傍に別の侵入経路がモレていたり・・・
(大工さんなどの封鎖補修らしいので仕方がないのですけれど・・・)
☝「戸袋」も当然やっぱりでした・・・(^_^;)
こうした「軒天井」のちょっとした破損ネズミのうちなら良いのですが、
概してハクビシンなどが好む「侵入口」としては早めに補強や改修したいところです。
彼らは「破壊」は造作もないことなんです、獣ですから・・・
「以前ここからハクビシンが入った」という軒天の「換気口」に設置した繊維網も、
とっくに劣化破損で破れていますし・・・・
ここまででも結構な数量の侵入経路でしょう?・・・
増築を複雑に重ねた屋根周りには、こうした箇所もいくつか見られました。☝
また「特にこの周囲で音がする」という近くの基礎回りでこんな痕跡が・・・
床下へ続くような陥没穴・・・
以前はこの場所は大きな玄関土間だったとのこと・・・
大きなリフォームで大きな配置替えまで行ったケースは、
案外と床下にトンネル経路が発生してしまっていることが多いものです。
おそらくその一つかと思われますね。
う~ん、なかなか駆除し甲斐のあるご相談なので正式なご依頼が楽しみで~す!