最近の害虫駆除のあれこれ
やはり長雨は嫌ですねえ・・・(-_-;)
作業は中途半端でコマ切れのままだし気分はスッキリしませんしね。
冬の寒々しい独特の曇り空もどうかと思いますが、
それでも疲労感が少ないので作業も進むんです。
やはり年々実感が深まることなんですが,
5月~7月頃が最も疲労が溜まるだけでなく、また抜けにくく体調がすぐれない時期だなあ・・・と。(~_~;)
特に今年はいつになく依頼件数が多くて有難い反面、疲労回復には通年異常に真剣を使っています。
一度崩れた体調はなかなか元通りになりにくいもの・・・皆様も心身ともにご自愛頂きたいものです。
絶え間なく続いた「白蟻」や「ネズミ・ハクビシン」などの害虫や獣類がやっと一息つき始め、
最近は「蜂駆除が毎日のように依頼が舞い込んでくるようになりました。
たぶん蜂の依頼も既に通年を上回るペースだと予想されます。
今回は一息つき始めた害虫・害獣駆除のレポートでも致しましょう・・
まずは立川市の賃貸T様邸の白蟻駆除工事です。
コチラは私ではなく従業員の相棒に調査に来てもらったので私は初訪なのですが、
建物を一周しているうちに心の空模様がドンよりしてきました・・・
外壁のアチコチがこのようにだいぶ傷んでいます・・・
コレ☝など2Fから稲妻のように長い割れが生じています・・・
これは確実に壁内部へ雨水が侵入の上、白蟻が発生したに違いありません。(;´∀`)
シロアリだけならまだしも耐久性を脅かす傷み方が危惧される外観です。
シロアリの被害もそれなりにあるようなので今回は念の為、玄関土間へも薬剤の注入をします。
薬剤はいつも想定以上にドクドクと多めに注入しておきます。
これも過去の手痛い経験によるものですが・・・(~_~;)
何時ものように養生をした点検口から準備をして入ります。
今回はやはり被害のことを鑑み土台や大引などの「床組み」へ多くの穿孔作業も伴います。
床組みを穿孔しながらも各部を細かく触感による「被害確認」をします。
表面上は綺麗に見えた分部も指で押したりするとこの通り・・・☝
ある分部の土台は穿孔ドリルが外部に貫通してしまいそうになるほどスカスカ状態・・・(◎_◎;)
事実は事実でもその報告の仕方にやや困惑してしまう一例です。
この周辺は殆どが白蟻の侵入を許してしまっている様子。
👇の太い「蟻道」にはいまだ「シロアリ」の生息がタップリと確認出来たほどです。
駆除作業ににも一層「緊張感」が増すのは言うまでもありません。
穿孔部への薬剤注入はもちろんのこと、薬剤の散布量も普段より多めに使用。
しかしどんなに薬剤使用料が多くても重度の外壁クラックが気がかり・・・
雨季による豪雨や長雨が続けばみるみるうちに薬剤効果は半減してしまうことを、
作業終了時に口が酸っぱくなるほど念を押したのは言うまでもありません。
次はあきる野市・N様邸です。
変わってこちら様の床下は最近のコンクリートの為にシロアリは危険度は薄く、
今回の重点はむしろ同時施工のムカデやクロアリなど小さなムシたちへの対策でした。
潜ってビックリ!
奥様が言うように驚くほどのダンゴムシやヤスデ、ムカデなどがゴマンと死んでいるのでした・・・(^^ゞ
今回は☝の各種薬剤の他に撮影を忘れた薬剤の計4種類の薬剤で対応しました。
シロアリ予防としては床下がコンクリートの為「散布量」は幾分少な目で済みます。
最初にシロアリ薬剤を木部用、土間用と散布した後、
内基沿いに小さなムシ各種への対策としての薬剤を散布します。
ある程度薬剤が渇いた後に今度は粉末の薬剤をやはり基礎沿いに撒きます。
こうした作業は一旦今日で終わり次回は晴天の続きそうな日に伺い、
外周回りの基礎沿いにも薬液と粉剤を撒く作業が残されています。
ですから週間天気予報がずっと先までパッとしないと「中途半端」が溜まってしまい、
おまけにストレスも溜まりますね・・・