最近の害虫駆除・調査あれこれ
いよいよ関東も梅雨が明けてしまい、猛烈な暑さがやってきました。
今から秋が待ち遠しい・・のは私だけではありますまい・・・と思いませんか?
それでも「ネズミ」は人間の近くで活動していますし、そのほかの害虫は沢山活動しています。
ですからおかげさまで「シロアリ」や「ネズミ」は勿論、「ハチ」や「ダニ」、「コバエ」に至るまで調査依頼は途絶えません。
まずは最近伺った大田区はY様のお宅の「ネズミ駆除・調査」です。
こちらはお住いの中での被害実感は幸いないとのこと。
物音も殆ど感じないわけですね。
じゃあ何?と言うと自宅の周囲、敷地内にしょっちゅう出没するとのこと。
給湯器配管の裏側の土間が割れてトンネルが出来ています。
ここから「出入り」を直接お客様が何度か目視しているそうで・・・
上から見るとこんなカンジです。
下町「大田区」にありがちな構図ですね。
もともと「地盤は緩い」ことに併せて、「コンクリートの劣化」や「配管回りの劣化」など、複合的な要因が絡みます。
同じ大田区のI様でも全く同様だったことはまだ記憶に新しいところです。
この周辺は「汚水マス」や小さい住宅の配管が狭い範囲に沢山絡まりあっています。
それらのコンクリートがまず「ボッコリ」と陥没すると、併せて周囲の土壌も陥没して大きな「洞」が完成。
そこから奴らネズミが独自のトンネルルートを作ります。
ここもかなり深い洞のようで、セメントを大量に流し込まねばならないようです。
敷地内の「汚水マス」の中にも糞がありますね。
ココでもネズミとバッタリ「鉢合わせ」をしたとのこと・・・
こちらでも「鉢合わせ」したとのこと。
本当にこういった独特の環境が下町二はまだまだ多く見られ、
同じ都市部でもあれこれ対策が異なってくるのですね。
お客様は「家の中のは入ってないだろう」と思っておられたようですが、
残念ながら少なくとも一度以上は侵入した痕跡が「床下」に散在していました。
ネズミ糞です。
さてこれから如何致しましょうか?・・・
次は立川の賃貸K様宅です。
こちらも「天井裏の物音」調査が最初のきっかけです。
こちらは痕跡が乏しく「ネズミ糞」がこの通りやっと見つけてポツリポツリ・・・・
侵入口はココかな?👇
よくあるパターンではありますが・・・
ココもかな?
不審な配管トンネル穴ですよね。
棒を突っ込んだみてもズブズブと先がどこまであるか、
床下近くにつながっているか、その危険性があれば要封鎖です。
それより気になったのがコレ👇
最初は気が付きませんでした。
「いつもこのあたり数か所に粉末が貯まる」と言われよくよく見ると「無数の孔」・・・・
なんだコレ?ヒラタキクイムシじゃないか?・・・
キクイムシは白蟻のように建造物に壊滅的打撃は及ぼしませんが、
高級な建材や家具の付加価値を低下させ、外見も思わしくなくなります。
やはり木材加害害虫に変わりはありませんから、駆除は必要ですね。
チョット厄介なんですけれど・・・
さてどうしましょうか?・・・・