最近の駆除工事あれこれ
随分と日が長くなるのと同時にいよいよ「桜」が開花してきました。
どんな嫌な事や苦しいことがあろうと、
「桜」の時期が来ると一時でもそれを忘れさせてくれる、不思議な力がありますね。
「桜」には・・・(*^_^*)
私が六年前に床下調査から上がったばかりの時に発生し、
始めて「死」を実感したあの東日本大震災の直後もそうでしたっけ・・・
今の自分は本当に恵まれていると思いますし、
改めてこの時期に感謝も込めて新たな決意に立ちたいですね。
おかげさまで暖かさの到来と共に「ご依頼」件数も増え出してきました。
そうした中での最近の駆除工事レポートです。
今日の二件はともに「部屋の中にネズミが飛び出した!すぐ何とかして!~」というものです。
まずは国立のS様邸。
早速お客様に聞き取りをするとどうやらココ👇から出入りしている様子。
勝手口の土間部に多数のネズミ糞が散乱しています。
その奥ですね、問題は(^^;)
どうやら土間の下にトンネルが出来ているようで、
ここから出入りしているようですね。
その上の四角い穴も「行き止まり」が確認出来ない為、不安・・・です。
玄関の框下にもこんなスキマがあり、床下へ通じていそうでした。
今回は金属板を使うことにします。☝
接着コーキングは乾いたらもう少し透明に近い色合いになります。
この他にも和室の「長押」や「配電ブレーカー」など、
古い建物の為「典型的」なお決まり箇所も予防封鎖は怠りません。
次は福生市のMアパートです。
コチラも入居者様が夜な夜なネズミと室内で「格闘」されて眠れないとのこと。
私でも決着着けるまできっと眠れませんね。(^^ゞ
こちらも入居者の方にお話しを伺うと場所の特定は簡単!・・・👇
このようにべったりと足跡残してくれるのですから有難い。
入居者様もこの「長押」の中に逃げていくのを数回目撃とのこと。
早速いつものように金網を装着していきます👇
「これで今晩は眠れるのね~」と嬉しそうな入居者様。😊
このように装着して今日は完了です。
外周回りを見ていくとやはりアチコチに侵入口がありそうでした。
戸出し口にはこのように「ネズミ」の足跡がしっかり付着していましたし・・・
廊下側の鉄骨スラブの根本に大きなスキマできていました。☝
周辺に足跡もあったので、おそらくこの中から構造体へつながる経路があるものと思います。
しかし常に最初の作業は「居住空間への侵入・徘徊防止」なのですね。