杉並・施設ビル・白蟻駆除
さて今日の白蟻駆除は「高齢者施設」を1階に有するビルでした。
床下が殆どない為に、内壁と外壁の空間に「壁面処理」を施すのがメインになります。
また利用者が落ち着く「夕方~夜」の作業です。
発見のきっかけはここでした。
もの凄い被害に我々もビックリ・・・
いきなりここまで目立つ食害が進行するわけではないので、職員もなかなか気が付かなかったのでしょう。
ちょうど4~5月は、白蟻が「巣別れ」の為に「羽蟻」となって群飛する時期です。
このドア脇のスキマから、このように飛び立った為に気付いたと思います。
このテープに大量に付着しているのが「白蟻」の「羽あり」です。
この一番の発生被害箇所は材料交換されるとのことにて、遠慮なく薬剤を注入散布します。
あとはこのように「建物」の壁の殆どに小さな「切込み穴」を開けて、そこから「薬剤」を注入。
間隔は450㎜~600㎜くらいでしょうか?
大きな建物なのでなかなか地道な作業ですね。
こうしたビルなどの建物から白蟻が発生した場合、木造戸建てのように「満足な消毒」が困難な場合が多く、
数年後に再発生などの可能性が残されてしまいます。
したがって現在では「保証」などの対象外になってしまうのは止むを得ないところです。
クヤシイ・・・ですが。
鼠もそうですが、害虫や害獣は本当に「発見しにくい」建物の「死角」より侵入してくるものです。