横田基地内でのコウモリ駆除対策
昨年の大きなご依頼で苦労したのが夏から秋にかけてのコウモリ駆除対策でした。
苦労の一つが横田基地内の大手企業様からのご依頼ということで、
ということで当方で対応できるか否かの判断。
苦労の二つ目は相手の建築物が一般の個人住宅でなく、工場という構造とその規模。
主にその二点ですが、①施工範囲や②施工条件や制約などで当然スムーズにはゆきませんでした。
また外部高所もあり度重なる予測困難な台風などの判断等々・・・・
また施工時になっての「調査の甘さ」を後悔痛感する事象なども発生したりもしました。
しかしこれも心身的に苦しかった昨年において大きな経験の一歩だったかもしれませんね。
この日は適用範囲の室内封鎖でした。
工場内の壁回りから断続的にコウモリの糞が落下し堆積して困るとのことからでした。
方法としては金属板を加工しながら鉄骨の段差などをクリアしてはめ込みます。
膨大な規模の建物の為に構造体同士の接触部の隙間を考えると、
建物回りの全体を覆った方が良いのですが、コストや時間、そしてマンパワー的にもハードルが高い為、
今回は指定範囲のみの施工にはなりました。
やはり指定施工範囲内の隙間に半ばミイラ化したようなコウモリの死骸が放置されていました。
窓の下にはコウモリの糞が多数堆積されており、窓の外側にも糞が多数確認。
この周辺の壁内部に多く出入りがあることを物語りますが、
今回の場合はあまり意味をなさない「追い出し」などはしません。
この付近からは発生しなくなりますが、未施工範囲への移動や未施工部分からの出入りの可能性が残されます。
反対側の外の部分は高所作業車や梯子などが周囲の環境条件に合わず、
幸い屋上の上れることから、屋上から見下げる形での施工となりました。
写真を比べてみると屋根の板金笠木の返しの部分に、アルミのLアングルが装着されているのが確認出来ます。
下もわかりづらいですが同じように隙間にアングル材が装着されているのがわかるでしょうか?
別の建物の内部封鎖は別の日程となり高所作業車の使用となりました。
またこの手配と搬入に手間取ったことといったら・・・・ヒヤヒヤでしたね・・・
思い出しても冷や汗が出そうです(-_-;)
上記の資材を高所作業車に積み込むことから開始です。
使用・運搬費用はそれなりですが高所での利便性は、
梯子で常時作業しているわたしにとって常時導入の価値はあるのかな・・・と思います。
予算さえあればという条件次第ですね(-_-;)
に昇ると死角にはものすごいコウモリの糞尿が・・・・
工場内でコウモリが飛来することもままあるということですから仕方なかったのかもしれませんが・・・
↑楽ですねえ・・・(* ´艸`)搬入が面倒でも、
落下に気を遣わず安全に作業が出来るということがどれだけ安心か・・・
こうした仕事を含め様々な案件が量的にわずかでも一昨年を上回りご相談頂いたことが、
何よりの感謝でした。
が、それだけにこのブログ更新という「創衛社」としての発信ができなかったことが残念ではありました。
わずかでも回復してきた心身を大事にしながらも、
ゆるりゆるりと公私ともに楽しい発信をしてゆけたら幸いです。
どうかお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。