男の子は海賊が好き!②
映画の「パイレーツオブカリビアン」の影響もあってか、近年「海賊」が一般に広く認知された気がします。
それまでは「東京ディズニーランド」のアトラクションくらいなもんでしょう?・・・
でも以前紹介したように「ケロッグ」シリアルのおまけに「海賊紳士」というシリーズがあったり、
海外の模型もあれこれあったり・・・
意外とコンテンツとしてはささやかでも確立されていたように思いますね。
史実としても世界中に「海賊」というアウトロー集団が存在したのは証明されています。
今回は妙に心をわしづかみされる「海賊」あれこをを追加紹介したいと思います。
まずは児童怪奇書のプラチナレーベルと言われる「ドラゴンブックス」の「世界海賊百科」から。
薄いパラフィン紙でカバーされている為、若干鮮明さが低くてスミマセンが(-_-;)
「冒険とロマン」というキャッチコピーがいいですね。
拍子のイラストもドラゴンブックスらしい秀逸さにあふれています。
いつみてもこれが昭和の児童書として本屋に並んで普通に購読されていたとは・・・驚きです・・・
裏表紙もご覧ください。👇
中味の一部です👇
日本の倭寇の様子を生々しく描いているのは当時の有名画家、石原豪人氏です。
昭和児童はあまたの児童書や図鑑の挿絵で見たことのない人はいないはずの方です。
他にも図解と称して👇
昭和にはこうした子どもや児童の想像力を刺激してくれる図鑑や図解が沢山ありましたね。
ネットで何でも検索出来る世の中と違い、「嘘八百」でも想像力いかんで「現実」になり得る良い時代でした。
次には前期のAURORA(オーロラ)製の模型(モデルキット)ではなく、
MPC社製の「パイレーツオブカリビアン」のモデルキットを紹介します。
これが一風変わったキットでして、「海賊」=「模型」というと「海賊船」を想像しますが、
このシリーズはいわゆる「ディズニーランド」のアトラクションの一部をそのまま模型化したようなモノです。👇
これは貴重な未開封のモノ。
そういえばこんなアトラクションあったように思います。
このシリーズの楽しいところは欧米の模型では珍しい「アクション・ギミック」が施されているところ。
☝のように手足が動く遊びまで「アトラクション」そのもの。
いわゆるディスプレイだけに終わっていないところが「遊び心」のある欧米とでも申しましょうか?
シリーズも☝のように多彩なアイテムがチョイスされていますね。
かれこれ40年前の模型なのでコンプリートするにはだいぶ時間がかかりそうですが・・・(^^ゞ
これなんかもアトラクションが始まって割と早めに出てくるキャラクターだったと記憶しますね。
勿論「東京ディズニーランド」です。(値上げしてから行っていませんねえ・・)
残念ながらこちらは開封済みなのでついでに中身も確認してみますか?・・・
残念ながら箱の傷みはだいぶ激しいカンジです。
しかしイイ味のボックスアートですなあ。(^^ゞ
昭和は映画のポスターも本の中身もイラストや挿絵が多くそれ自体も見ごたえのあるアートのようでした。
最近では何でかんでも「写真」でつまらなくなったと思うのは私だけでしょうか?
キャラクターと部品の大部分が骸骨なのでかなりデリケートで細かい部品内容のようです。
組立時もそこそこ気遣いをしないとポキポキと破損しそうで怖い気が・・・・(◎_◎;)
細かな芸は日本のお家芸なのでしょうが、
欧米メーカーも当時でもだいぶ手先が器用で細かいのには少々驚き!と感動!(大げさか?)
これらはかつてのオーロラ社のキャプテンキッドや黒ひげのモデルと違い、
「海賊」ありきではなくあくまで「ディズニーランド」の人気ありきで売り出されたキャラクターだったと思われます。
ではまた。