立川・SBマンション・ネズミと白蟻
今回も「白蟻」と「ネズミ」の両者に寄生されてしまっている実例報告です。
やはりこちらも昨年末ごろよりお世話させて頂いている、立川・SBマンション。
前回、空き部屋の「畳」の裏に「白蟻」がウジャウジャ生息しており、
今回改めて再調査と相成りました。
古い軽量鉄骨の3階建てのこのマンションには、
「通気口」というものが全く無く、居住空間にまでカビ臭が蔓延しているほどです。
さて床下ですが、前回👇のように餌と粘着シートを仕掛けておきました。
一応確認してみますと・・・
最初に発したセリフが「デカーッ!」でした。
相当もがいたのでしょう・・粘着シートに折り重なり息絶えた様子・・・
尻尾抜きで20センチ以上は年中見かける訳ではありません。
これが床下へまだ複数匹いると思うと・・・
仕事でもあまり気持ちの良いものではないですね・・・
さて白蟻被害の方はと言うと・・・
床板をきれいに剥がそうにも「食害劣化」がひどく、バリバリ割れてしまいました。
「大引」の表面も黒カビがうっすらと・・・そしてドライバーもサクサク刺さります・・・
次にその体制のままドライバーを下方に力を加えると、ホラご覧の通りに・・・
当然のことながら「蟻道」はもう数えきれません。
「床束」がこの☝状態ですから、畳やフローリングは勿論のこと、
諸々の家財道具など支えられる訳などありませんね・・・コワ~(;゚Д゚)
お隣にも上にも入居者がいらっしゃるので「駆除」は勿論ですが、
床組みの交換をはじめ、アチコチのリフォームが大変なことでしょう。
やはりこうなると本当に「定期的な点検」や「予防消毒」がどれほど大事かですね。
「医者の不養生」ではありませんが、
こうした仕事をしている私ですら、「まさか我が家は大丈夫・・」と思いがちです・・
「ネズミ」に「白蟻」・・・こんな共存は避けたいものです。
実は現在「ネズミ駆除」をさせて頂いている方のお宅でもう一軒、
白蟻の生息確認がされてしまったお客様がおいでです。
そのレポートも近々公開を待て!