ネズミの侵入口・四角シリーズ①

桜が咲いたと思いきや、今日はなんと朝から「雪」が降っています。

体調管理に気を遣う今日この頃です。

今日は「ネズミ」の侵入経路の四角についてです。

「ネズミ」駆除の第一歩、またゴールはともに「侵入経路の発見と封鎖」であることは

以前述べましたでしょうか?

最近お世話になっています、武蔵野市・D様邸でその四角の一つを紹介します。

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これは窓と外壁のスキマです。

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これもそうですね。

最近の新築住宅はこうしたスキマはありませんが、数十年前の住宅は「ネズミ」の侵入など、

考慮されてはいませんので(ある意味おおらかな時代でした)この程度は普通かもしれません。

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場所は二階の窓下ですので、二連梯子でやっと手を伸ばして・・・届く距離です。

コーキングで埋めてしまえば大丈夫でしょう。

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一方こちらは2階の天井裏です。

一見何の異常もないように思えます。(これはフラッシュをたいて撮りました)

がしかし・・・・

もう一度フラッシュを消して撮影してみると・・・・

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これだけ光が漏れるスキマが確認出来ました。

この撮影位置(軒先です)まで奥深く侵入しないと見えませんでした。

これも決して「手抜き工事」でもなんでもないわけで、

それだけ住宅や建物の個々によって、細かい造りが違うという訳です。

またですから「調査の時間」も「封鎖工事費用」もそれぞれ違いということが、

お分かりいただけると思います。

そしてこれでは「屋根回り」をネズミに狙われたらお手上げです・・・

とご主人さまにご報告とご相談をした次第です。

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こちらは室内へのネズミの侵入経路をパテ埋めです。

「あれ!?こんなところに!」というところをご主人が発見して下さり、部屋への徘徊が止まりました。

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その上からアルミパンチング板にて封鎖して完了。

ご主人様の大金星!

わたくしはチョット面目が薄くなってしまいました。

これもある意味「四角」の一つと思います。

珍しい侵入経路があればまたシリーズで紹介します。