川崎・飲食店舗「ネズミ」調査

今回は川崎市内にある、飲食店が混在するビルに「ネズミ」調査に伺いました。

店舗は戸建てと違い、困難な条件が揃ってしまうことが多々ある為、

時間も費用もかかることが考えられます。

こちらも「開発中の駅前」、「築40年近く」、「不特定多数の人間が24時間自由に出入り」等々・・・

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建物の脇もこんな感じでです。

いかにも「ネズミ」が好みそうな雰囲気ですね。

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配管等も多い為、ビルの上部へどこまでも上れてしまうので、

その先に「何があるか?」人間が見つけ出すのは困難だったりします。

「足場」を立てるにも「費用」と「「狭すぎる境界」という壁が立ちふさがります。

1F、2Fと店舗内を拝見させて頂くと・・・・

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あります、あります、「侵入経路」や「糞尿」等々が・・・

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狭いストックヤードと思いきや、天井や両枠が複雑に「ダクト」と共に広がっており、

奥までは簡単に見えません。

上記の写真の配管上部の一部に「黒ずみ」があるのが分かりますか?

ネズミの「通り道」の為につけた「ラットサイン」です。

そして配管沿いの「穴」を伝って壁面内へ出入りしています。

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写真が若干ぼけていますが、この「穴」などは典型的な「侵入口」ですね。

かじっているカンジがお分かりでしょうか?

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上記は正面入口のシャッターですが、シャッターは閉まっていても上って「シャッターボックス」へ侵入します。

たとえ閉めていても地面のコンクリートとのスキマが、指先ほどもあれば簡単に室内へ・・・

探しても探しても「侵入経路」が尽きないのです。

こちらは以前にも「他業者」に依頼した際に、他業者は作業を途中で放棄して「連絡普通」になったとのこと。

困難な条件が多く伴う場合、後々「契約上のトラブル」が生じやすく、慎重さが求められます。

ここから先は「業者」ごとの「決断」になるのですが、

時には「お断り」するのも立派な勇気と賢い判断の時もあります。