最近のネズミ調査あれこれ・・・

2月もはや半月を過ぎてしまい、おかげで忙しくご依頼を頂いています。

時代の要請で最近特に土日希望の方が集中し始め、

なかなか「週末にブログを更新」と言うリズムが作りずらくなってもきたようです。

不思議なもので「勤め人」時代はなにか「土日」出勤が、

「損をする」イメージからかとても「気が重い」気分だった思い出があります。

それが今ではむしろ「道はすいている」し「「逆に平日自由に休める」し、

もっともお客様のご要望に沿うことで、より満足感を持って頂けるのは嬉しいです。

月半ばにして最初の駆除レポートでスミマセンが・・・

まず最近の「調査事例」の紹介です。

①所沢・N様邸です。

大きな「農家」のお宅の為、以前よりずっと「ネズミ」の徘徊はあった様子です。

しかし「今回はどうも違う・・・」、人間が天井裏を徘徊しているような音でビックリ!

そこで「相手」が何か?確認の要請でした。

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こういった感じの農家のお住まいはとかく害獣は入り易いのはお察しの通り・・・

一体相手は何か?天井裏へ潜ってみましょうか・・

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上の方にスキマがあり、「何となく」汚れているのがお分かりでしょうか?

立派な足跡は「ネズミくん」でしょう。

これは発光して撮影したものですが、暗くしてみるともっとよくわかりますよ。

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ほらこの通り!

大型のネズミでも楽々ですね。

他にもこんな場所も・・・

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チョットこちらの方は分かりずらいかもしれませんが・・・

早速「暗く」してみましょうか・・・

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どうやら瓦のスキマのようですね・・・

外からでは封鎖しずらいかもしれません。

かと言って天井裏からも同様に足場を持ち込まないと大変ではありますけど・・・

では屋根の方にも登ってみましょう。

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こんな場所とか・・・

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この奥とか・・・怪しいですね。

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ここなど最も怪しいですが、

幸い「ハクビシン」の足跡などの痕跡が無いので、おそらく出入りは薄そうです。

最初の写真のように「ネズミくん」の可能性の方が、現段階では高そうです。

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それに「通気口」もこんなところがポツポツとあったっりして・・・

中型犬でも迷い込みそうです。

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またこのような昔の出窓(壁を浮かせて幅を出しています)の下も、

要注意なことが多いです。

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下からカメラを入れて撮影するとこんなふうになっています。

チョット死角になっていますが、土台と根太の間にスキマが確認出来ました。

やっぱりここからも侵入しているのでしょうか?・・・

お客様には「大型害獣防止」の大き目のスキマは予防で封鎖するとして、

ネズミが侵入する小さな穴の封鎖は、構造上現実的ではない旨お伝えしました。

 

②立川・S様邸です。

こちらはうって変わって大手ハウスメーカーで建てた、

築20年程度のまだまだ新しいお宅でした。

外観上も「本当に入口あるのだろうか?・・」と思えるお宅です。

お客様も「物音」は聞こえど、いまだに半信半疑のようです。

まずは浴室の天井裏を覗いてみます。

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残念ながら「ネズミ」の侵入は間違いのないところ・・・

これだけの糞と足跡と、そしてお客様が放り込んだ「殺鼠剤」に喫食もしています。

覚悟はしていても聞いてショックのようでしたね。

(これから一緒に頑張りましょう!)と言いたいところです。

周囲を回ってみますが、やはり完全に特定する場所は難しいところです。

例えば・・・

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こんなところとか・・・(水切の裏側)

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エアコンのダクトとか・・・

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屋根回りとか・・・

「通気口」は勿論真っ先に拝見しましたが、全て金網封鎖済みです。

あと唯一濃厚な侵入口としてはこちら👇

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浴室「熱源機」のパイプ沿いです。

下から接写してみると・・・

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ここは少々怪しくはありませんか?

手も入らなければ、カメラや鏡も入らないのでスキマのサイズは分かりませんが、

それなりの大きさのように思えます。

あと室内は恒例の「配電盤」ですが・・・

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もしかしたらそこまで来ていたかもしれません・・・

カバーを外し覗いてみると穴の内側の断熱材が汚れていたり、

不審な破れ方をしていたり・・・・徘徊の痕跡の可能性もあり得ます。

こちらのお客様は天井点検口が浴室のみなので、

出来れば駆除の際は「新規点検口作成」のお勧めを付け加えておきました。