最近の防鼠工事あれこれ・・・

川崎のS様もご都合により随分お伺いが出来ないでいましたが、

先日久しぶりに訪問させて頂きました。

5~6匹の捕獲があってからはだいぶ静かになったのですが、しぶとい個体が残っているようです。

我々をあざ笑うかのように「わな」をかいくぐり、しばし室内の徘徊を繰り返しています。

どこから「出入り」しているか探索したところ、台所の流し台の「台輪」をかじり「穴」を開けていました。

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う~ん、恐るべし・・・(と感心している場合ではないのですが・・・)

個体も多く、長きに渡り生息や徘徊の続いていた「シブトイ」お宅は、

なるべく間隔を開けないこともポイントです。

せっかく「捕獲」し個体を減らしたにも関わらず、終息に向けて作業間隔を開けてしまうと、

再び数も増えて元に戻ってしまうからです。

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このように全体を金属で覆いました。

これだけ「かじる」鼠なら、「穴」を一か所封鎖しただけでは位置をずらしてまた開けてしまいますから。

佐々木様も来月位には完全駆除で決着をつけたいところです。

次はこちらもなかなか「侵入口」の多い、日野のS様のお宅です。

このお宅ではこうした「基礎沿い」の穴が多いという特徴があるようです。

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お客様からも「過去に水回り」の配管を何回もいじったり、工事歴がたくさんあるとのことでした。

床下や地中に複雑な「死角」があることも予想できます。

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金網を「穴」に挿入した後、シリコンにて封鎖しました。

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他にもこんなような具合です。

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金属板をビスでしっかりと固定して封鎖をしました。

この日は東京は気温37度を超え、作業もスピードダウンは止むを得ず・・・

まだまだ「侵入口」の封鎖は半分くらい残っていますが、

次回訪問時には多少「暑さ」が引いてくれていることを祈ります。

とにかくこの数週間の猛暑のおかげで、本当に「日中」の「労働意欲」の減退との闘いでもありますね。

お客様、もうしばらくお待ちくださいませ。