中野区・賃貸・S様宅・ハクビシン駆除①

お久しぶりになります。

三週間も更新が空いてしまったのは過去にあったでしょうか?

もしくは何時以来でしょうか?

実はHPの更新が切れてしまいまして大変困り、焦ってしまいました。

それがやっと再開出来たという訳です。

また最近は「予想通り」?「予想以上」?に仕事が多忙になり、本当に感謝の思いで一杯です。

一年前は明日をも知れぬ「一匹狼」だった私を信して用下さり、

仕事を紹介下さった方々には何と申し上げてよいのやら・・・です。

私など本当に「生かされている」というカンジですね。

創業してほぼ一年ですが、「えい!」、「やあ!」で会社を辞めて今、何を思うか?・・・というと、

この歳になってやっと「迷いなく自分らしく生きていることを実感」出来ているということです。

来年も再来年も「挑戦」したい、超えたい「頂」が沢山あり、楽しみです。

前置きが長くなりましたが今日は中野区で依頼をお受けした「ハクビシン」調査の紹介です。

さすがに中野区というとまだまだこのような建築物があるのです。

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この建物、一見すると「少々古い建物だなあ・・・」くらいの印象ですが、

実は一つの建築物の所有者が部分的に三人に分かれているのです。

正面の「理髪店」は現在「空き家」。

左奥の壁の色が違う「範囲」が違う所有者の「賃貸物件」。

今回はこちらの所有者から「入居者から天井裏から異音が・・」との依頼でした。

また右奥にも、構造体が一緒の違う所有者の「賃貸範囲」があるのです。

周囲を見回してみますと・・・

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この建物、左右が全く別のようでくっついているのです。

昭和の下町ではきっとよくある光景だったのではないでしょうか?

そして裏は・・・というと・・・

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この「切れ目」の奥は両方の壁の内側が丸見え(外壁なし)という訳です。

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「空き家」の部分はこんなカンジです・・・

これは有害生物も近づきますよね・・・

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例によって「足跡」が上に向かっている箇所が所々に・・・

入居者の部屋の天井も・・・不気味なシミ・・・

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う~ん・・やられているなあ・・少々「異臭」もするし・・・

ここは早速次週、「開口」の上で「点検口」作成の運びとなりました。

では一気に「翌週」へ飛んでみま~す!(^^)!

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ホラ!もう出来ましたよ、「点検口」が!

でも大変だったのは大工さんでした。

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臭う「断熱材」と糞尿が頭上に「ドサッ!」ですからね。

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断熱材も可能な範囲で撤去しました。

次回より徐々に「封鎖」や「消毒」やら作業を始めるにあたり、細部を再調査しました。

裏の「壁」~「屋根」の2階部に決定的な侵入口がまた一つありました。

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丁度「左右」の建物の「割れ目」とその「屋根部」が劣化破損しています。

その手前に(画面右下)立派な?足跡があるでしょう?

基本的な判断材料なのですが、本来はこういった補修は「建築屋」の修繕工事の範囲です。

しかし複数の所有者であったり、建物の「耐久年数」だったりと条件によっては、

「害虫・害獣」侵入の封鎖のみの目的に限定した封鎖もやむを得ません。

勿論「理想」は費用はかさみますが、「元を絶たないとダメ」(リフォームなど)な場合は、

そうした提案をさせて頂いています。