大田区・S様邸・ハクビシン調査&工事
今年ほど公私ともに年末が「不気味」なくらい静かに感じられる年は初めてかもしれません。
とても残りあと10日あまりとは・・・?
長いこと同じように年末年始を繰り返し経験してきたオジサンとしては、
むしろ今年のこの静けさはまるで「喪に伏して」いるかのよう・・・
思えばこちらも公私ともに今年は災厄続きの一年でしたから、
むしろ「心穏やかに」過ごすべきなのかもしれませんね。
明るい材料が決してあるわけではありませんが、
全てを刷新、洗い流して来年は本当に良い年にしたいものです。
さて今回は現在進行中の大田区でのハクビシン対策の一環をレポートです。
下町の住宅密集地でさえ当たり前のようにこうした中型害獣がはびこる時代なんですよね。
最初こちらは駆除対象の特定がすっきりできませんでした。
こうして↑大きく格子が破損した「通気口」が幾つも存在する状態なので、
まあ、小型から中型まであらゆる小動物の侵入が可能なことだけは確かです。
ココなど一本も格子がありませんからね・・・(^_^;)
またこうして↑分電盤ブレーカーの表面にはネズミの足跡が多数残されています。
それだけではなく「押入れ」の家財道具にもビッシリとネズミの足跡・・・↓
驚いたのがこの押入れの天袋を見上げると・・・・
何でも調査依頼を頂く数日前にこの天袋から何かが落下した模様です。
この押入れにも確認出来るのはネズミの糞ばかり・・・?
そこで天井裏をこの押入れから確認してみます。(・・;)
ああ・・・今回はネズミじゃないみたい・・・(~_~;)
大きな足跡が天井裏の内壁にしっかり残っています・・・
これではしばらく通気口をすべて封鎖するわけにはゆきません。
そこで雨に濡れない通気口の表に粘着を仕掛けて嫌がらせしてみました。
そして室内の作業に移り約一時間ばかりして奥様から驚く声がして外へ出ると・・・・
粘着シートにもつれ、踏みにじり出てきたではありませんか!↑
これには私もちょっと驚きの結果でした。
転がっていた粘着にはハクビシンの体毛や足跡が付着していました。
まさかこんなに即座に結果につながるとは思いませんでした。
ただ・・・これだけで安心はできないんですよね・・・(-_-;)
過去思い返すと・・・
一匹と思っていたのが・・・夫婦だったり・・・子供は3匹と思っていたのが5匹だったり・・・
苦い経験を重ねているので安堵するのはもう少し先なんですよね・・・