小平市・N様邸・ダニ・ネズミ駆除調査
この仕事をして毎年のように、夏季になると嫌な思いをします。
それは何かというと、惨たらしい跡を残す「吸血害虫」被害です。
仕事とはいえ、「ダニ」やら「トコジラミ」、
そして「チャドクガ」などの毛虫の類に刺されるのはたまったものではありませんよ。
しかし今年は殆どそうした被害もなく夏が過ぎていきました。
それでもまだまだ刺される被害は続いているようです。
今回の調査は、何でも体中の無数の発疹を皮膚科に視てもらったところ、
「家ダニ~ネズミ」という医者の診断とのこと。
毎年数件あるんですよね、「医療機関」経由のこうした害虫、害獣駆除相談が・・・(・_・;)
お客さんは自宅に「ネズミの侵入~徘徊」など全く気付いていない様子。
そこから確認しなければなりません。
確かに所々と経年劣化した建物には、ネズミの侵入が危惧される箇所がありありと・・・
早速天井裏を覗いて、その確信を確かなものにしてみましょう・・・
すると・・・
やっぱり・・・
埃と共に積み重なる「断熱材」が天井裏に広がる中で、
たまたま「点検口」の近くでネズミの「寝床」や「糞尿」が確認出来たのでした。
お医者様の診断もやはり正しい可能性が濃厚になってきました。
何だかコチラも痒くなってきそう・・・(・_・;)
30年以上も経過すれば当時の「通気口」はこうなるのが普通です。
それからコチラもやはり木製の戸袋全ての中がスッポリと開いていました。
今回は空間が狭すぎる為、綺麗に撮影は出来ませんでしたが・・・
やっぱり駄目ですね。
その代りコレ👇
雨戸の出入り口の上にもう一つ「穴」がありますね。
これって下から見上げても「死角」の為、なかなか見えません。
ここからネズミが侵入すると、戸袋の上部スキマへ「一直線」てなわけです。
こうした☝基礎際の配管近くでのスキマもアチコチに見られました。
瓦がこのように「瓦」の場合、我々単独での封鎖作業にも限度があります。
若干の「瓦」のズレや大き目のスキマがありそうで・・・
これくらいなら私でも対応できますが、
相手がネズミとハクビシンでは侵入口の規模は1:10の割合近くの違いがありますからね。
まずは居住空間と天井裏への「殺虫・殺菌」と「追い出し」作業からの開始ですが、
完工まではお時間を頂く駆除作業であることを覚悟頂かなくてはなりません。