小金井市・M様邸・白蟻・床下環境改善工事
ご無沙汰しております。
なんと一か月ぶりの更新となりました。
「忙しい」のは有難いのですが性格上、ブログの更新もあまりに滞ると気になって・・・
何からレポートしてよいのやら・・・
2~3月も何やかやと「ネズミ」などが大部分のご依頼ではありました。
そんな中でこの時期には少ない「白蟻」などの、床下工事からレポートします。
こちらのM様は永いこと白蟻予防もしていませんが、
今回「外装」などのリフォームと併せて「床下」も予防しておこう・・・という主旨でした。
裏口から侵入させて頂くので今回は「準備」が楽です。
ピンぼけでスミマセン・・・
何時ものように「点検口」(侵入口)の養生準備も「抜かりなし」です。
今回は「亀裂」や「ヒビ」の入った「束柱」の補強の為、プラ束設置作業もあります。
まずは外周の「金網設置」を終わらせないと・・・(^^;)
そして床下へ入れない範囲を外部から「薬剤注入処理」をします。
これも「玄関~勝手口~浴室」と範囲は細かくアチコチの作業です。
これは浴室へ。
玄関の枠へも薬剤を注入して「木栓」でフタをします。
浴室のドア枠も同様の処理です。
これは以前敷き込みされたという「湿気吸着マット」です。
少々無理に「敷き込み」されたらしくこのマットのおかげで通れない範囲があり、
逆に敷き込みされたいない範囲へ少量を移動しました。
こうすることで設備や等々の他業者も床下を通れます。
また本来の「床下通気」もかえって改善するのですね。
そしてこれが「束補強」です。
左側の既存の「束柱」がこのように「劣化」から「亀裂」が大きく発生していますね。
あくまで補強なので、いずれ「床上げ」などをして「床組み交換」かもしれません。
費用や耐久年数、今後のライフスタイルなどで選択は幾つか必要ですね。
あと壊れた「床下換気扇」の撤去もあったことをうっかり忘れるところでした。
換気扇が壊れて長期間に渡り放置することは、
それだけ床下の換気を閉鎖することなので、自然の通気に戻すことにしました。
これからやっと「白蟻消毒」です。
ここまでで結構疲れてきています・・・実は・・(゚Д゚;)
束柱回りは特に入念に…薬剤散布。
土壌面に「マット」が敷いてあるので、あまりタップリ散布出来ません。
これは神経を使い少々少なめの木部散布。
ですからその代り「基礎沿い」はマットをめくり、
そこはタップリ薬剤が染みこむように散布します。
さすがにこれだけ「付帯工事」があれこれあると「独り」では少々キツイのですが、
これからも何でも出来る「能力」と「体力」を磨き「向上」させていきたいですね。
フー疲れました。(*^^)v