我が心の怪獣ガレージキットと「イノウエアーツ」探訪記⑧
今日は久しぶりに「イノウエアーツ」の東宝怪獣ガレージキットの紹介です。
わたしが所有しているイノウエキットの中で唯一の「組立済み」なのが、
今回紹介する「モスラ対ゴジラ」、通称「モスゴジ」です。
映像作品全体も含めて、私が一番好きなゴジラ作品と言っても過言ではありませんね。
その魅力は話すと長くなるのでここでは省きますけれど・・・
「ブルースリー」や「仮面ライダー旧1号」のように、
「格好いいから好きなものは好き!」で他に理由はありませんよね。
さてインストですが、初期のイノウエ作品はまだ井上さんが個人メーカーとして確立される前の為、
発売メーカーが作成されたようなものでアッサリしています。☟
「決定版をこころがけました」という言葉通り、
当時の「モスゴジ」としては最高との称号を得ていたように思います。
まずいきなり正面からのアップ!
サフ吹きのみの未塗装なのですが、その雰囲気はいかがでしょうか?
角度を変えてみましょうか。
全体が見えてくるとますます格好良く見えてきますね。
この後井上さんは製品化されるモスゴジが一体、通称「新・モスゴジ」があります。
残念ながら私はまだ未所持ですが、いつかは入手したいですねえ(^^;)
またこの前にも60㎝近い大型のモスゴジが二体あります。
それはまだまだ黎明期の作品ではありますが、
その発するパワーの威圧感だけで作品を成立させてしまっています。
これはいつか紹介したいと思います。
では別角度で☟
どうでしょうか?
そしてもう一体「未完成」のモスゴジをイノウエさんは造られていまして、
私も写真の数カットのみ拝見したところ、
おそらくこれが完成すれば本当に「決定版」となりうる要素と雰囲気を、
既に漂わしていたのです。
限りなく完成品として日の目を見ることのないこの作品を、
やはり往年のファンとしては「死ぬまでに・・・・」と思うのは私だけではありますまい。
他にも幾つか「モスゴジ」キットは所有しています。
その後のガレージキットは凄腕の原型師も続出し、
表面的には十二分にイノウエアーツキットを凌駕しているものも確かに存在します。
が、やはり私にはイノウエアーツの「モスゴジ」が一番魅力的には変わりありませんね。