最近のネズミ駆除工事あれこれ・・・
今回は今年に入っての工事案件のレポートをしましょう。
まずはこちら👇
①日野市・I様邸の害獣駆除工事です。
主にこちらに侵入していたのは「コウモリ」のようでした。
出入り口は小屋裏の「通気口」であることはハッキリしていました。
①消毒、②封鎖工事、③簡単な清掃等々と行うことが幾つもある為、
準備がやや大変です。
以前調査にて紹介したように、出入り口の「通気口」の下。
このようにコウモリの糞がかなり散乱しています。
掃除的には断熱材ごと撤去すると楽は楽なのですが、
底は丁寧に掃除します。👇
それから封鎖を始めますが、
現在のような冬季は内部で冬眠している可能性も考え、
一か所は簡単に剥がせるようにしておく必要があります。
勿論外部で冬眠している可能性も十分あるのですが、
過去にコウモリで「苦い」経験をしたことからも踏まえておかねばなりません。
コーキング接着はせず、タッカーにて止めるだけに留めます。
その他の箇所は完全に接着をします。👇
薄いアルミのパンチング板は簡単に経年劣化して破れることがままあります。
ですので私を含めプロ業者がしようするアルミやステンレスの板は、
薄いものは使いません。
かと言ってハサミで切れないのでは困りますが・・・(^^ゞ
次は天井裏に殺菌・殺虫・消臭の消毒を実施します。
居住空間に薬剤が下りてこないように養生をします。
お客様の要望で外側からも通気口周囲を掃除して差し上げました。
一連の作業は終わりましたが、
あとは春先にアフター点検をし「再侵入」や「閉じ籠り」の有無を確認です。
さて次は②立川のSビルのネズミ駆除管理です。
こちらも調査概要は以前ご紹介したと思いますが、
内部の対象は2Fのみで、封鎖は出来る限り建物全体というご希望です。
初回作業なのでこちらは「天井点検口」より罠や「喫食材料」を配置します。
ケーブルの多い天井裏は本当に配置が大変です。
「粘着シート」が断熱材は配線に接着したりとエライことになるからです。
それに捕獲されたネズミまで引っ掛かってくると酷いことにね・・・( ノД`)
それからいくつもある外部の封鎖を開始。
今日は以下の一か所しか出来ませんでした。
厨房の換気口なのですが、なんと店内・厨房が丸見えです。
当然手前の壁の間からあちこち移動もできるでしょうね。
本当はタイルなどの躯体外壁材料で封鎖するのが最適でしょう。
ただ今回は真っ先に「ネズミの侵入」を止めねばならず、
「応急処置的」対応で「金網」を使用。
やく1時間かかりました。
よほどの強風と大雨でなければ店内に吹き込むことはないでしょうが、
台風ともなれば心配な為、次の段階は建築やさんに橋渡しです。
しかし「応急処置」としては「侵入封鎖」の目的は達成され、
我ながら良く出来たのでは?と思います。
如何でしょうか?