最近の害獣調査アレコレ・八王子S邸・O邸
こんにちは今回は最近の害獣駆除調査を二件ほどレポートしましょう
年明けに入り今年は昨年に比べて幾分静か・・・
その分「昨年末」が多忙っだたため、結局平均すれば凸凹あれど変わらず?・・・
といったところです。
いずれも皆さんのお悩み相談無くしてはわたくしの生業は不成立・・( ノД`)
本当に有難く感謝いたします。
さて最初は八王子市のS様の御宅から参りましょう。
ご夫婦より簡単な状況の聞き取りを行った後、いつもの手順で外周を拝見します。
「劣化した通気口」の脇に欠損したモルタルスキマが・・・
続いて古い戸袋拝見
こうした戸袋も次第に姿を見かけなくなりつつありますから、
10年以内は全く見なくなるのではないでしょうか?
ネズミにとっては受難かもしれませんね。
さほど大きなスキマではありませんがやはり下地の上部が切れています。
昔はよほどおおらかだったんでしょう?(◎_◎;)
こうした「仕事の詰め」というかチョットしたことは、
もう正誤というより職人の性格や美学みたいな意識の表れなので追及のも難しいかもですね。
わたしも自身に置き換えて意識はして仕事しているつもりです。
ありました・・・
チョット四角で見落としそうな「配管貫通の通気口」が・・・
配管ダクトの下が少々黒ずんで汚れていますね。
天井裏はやっとカメラを手差しで撮影できる程度の窮屈さ・・・(;’∀’)
当然?ネズミの糞が新旧と散乱しておりました。
難易度はさほど高い印象はない御宅でしたが、
施工のご依頼がこの後ありましたらまたレポートしたいと思います。
次も八王子市のO様邸の調査です。
こちらは近年急増の「高齢単身世帯」の御宅で娘さんが窓口での相談。
以前も何度か触れましたが、
時代的にこうした案件の多いこと多いこと・・・今後もしばらく続くと思いますね・・・
玄関に入っていきなりの天井板がコレでした👇
う~ん・・・雨漏れなのか?害獣がらみの現象なのか?
初めて見る手の込んだ珍しい「通気口」でした。
それはともかく、これも小型なら要危険個所ですね。
そして「コレだもんなあ・・・」の箇所👆
聴けば建物の芯本体は100年近いとのこと・・・無理も無いか?・・・変に納得・・・
しかし関心している場合じゃないなあ・・(*_*;
板壁には人間の子供の手のひらと同じくらいの足跡・・👆
ハクビシンらしいですね・・・
かと思いきや・・・
お庭にもびっしりとこの通り☝
屋根周りの垂木周辺は腕を入れたら「ズブズブ」と奥まで入ってしまいます。
天井裏も壁も筒抜けなのかしら?
広縁から~縁の下(あえて床下と言わない!)がこれですから・・・(-_-;)
大小にかかわらず哺乳類は出入り自由の半ば共同生活かも?
久しぶりにもっと視覚的に驚愕したのは天井裏でした・・・
これは慣れていても私個人的に「薄気味悪い」視界です👇
一面が断熱材のゴミの山・・・
これは相当断続的に「栄巣化」されていた証拠です。
居住者様は聴覚的にさほどの被害に感じていなかったかもしれませんが、
客観的に「これは酷い惨状」と言えるでしょう・・・(決して綺麗とは言わんなあ)
奥も酷いものです・・・
わたしなら当分駆除が完工するまで住みたくないかもしれません・・・
ネズミの糞は天井裏に確認出来ましたが、
手前で見る限りは大型害獣の痕跡は残念ながら殆ど見当たりません・・・
しかしこれはどう見てもネズミだけでの傷みではないと思われ、
時期を異にしたか同じにしたかは分かりませんが、
両方が出入りしていた永い年月が想像されました。
というより足跡も消されてしまうくらいいたるところが真っ黒なのですね・・・
コチラもご依頼の決断をされるか否かは分かりませんが、施工に至りましたらレポートします。
有難うございました。